【第1回】 クロバット研鑽 【XY】
第1回「雨始動型」
◆型紹介
【クロバット】
種族値:85-90-80-70-80-130(535)
努力値:6-252-0-0-0-252
実数値:161-142-100-74-100-200
性格:ようき(S↑C↓)
特性:せいしんりょく
耐性:〇電氷超岩△毒妖▲草闘虫×地(毒/飛)
持物:しめったいわ
技構成:ブレイブバード/クロスポイズン/ちょうはつ/あまごい
◇BV鑑賞考察
【FNKG-WWWW-WWW3-RTGU】
※実は、このフレ戦がXY環境最初の対人戦でした。
いい勝負ができて「やっぱりポケモンって面白い」と興奮したものです。
Y:お相手、I:私、OUT:交換、IN:交換先、GJ:瀕死
TURN-1
Y【ガルーラ】メガ進化→ねこだまし
I【クロバット】クロスポイズン
※せいしんりょくクロバットが活きた場面。
ブレイブバードでの反動落ちを警戒してのクロポ。
結果論からすれば、残HP65なのでブレバで良かったか。
TURN-2 雨1
I【クロバット】あまごい
Y【ガルーラ】おんがえし
※クロバットは無事に役割遂行。
ここでお相手が不意打ちを撃たないことに感服。
私なら不意打ちを撃っていたかも。
TURN-3 雨2
Y【ガルーラ】OUT→IN:【ギルガルド】
I【キングドラ】ハイドロポンプ
※シールドフォルムを等倍でこれだけ削るのは流石は雨下の覇者。
TURN-4 雨3
Y【ギルガルド】かげうち
I【キングドラ】なみのり→【ギルガルド】GJ
※お相手としては、キングシールドでの様子見もあったが、
身代わりを警戒すれば影打ち退場が安定か。
こういう削りの場面での波乗りの安心感は素晴らしい。
TURN-5 雨4
I【キングドラ】OUT→IN:ヌオー
Y【ガルーラ】ねこだまし
※予定通りガルーラ潰しのヌオー投入。
TURN-6 雨5
Y【ガルーラ】OUT→IN:ヌメルゴン
I【ヌオー】ストーンエッジ
※ここがターニングポイント。
初戦による経験不足もあるが、ここはお相手の交換読み交換をすべきだった。
グドラへの交代→逆鱗連打で良かった・・・・・・orz
TURN-7 雨6
Y【ヌメルゴン】りゅうせいぐん
I【ヌオー】GJ
※補正有C252ヌメルゴンの竜星が確2(75.7%~89.6%)のため、眼鏡と思われる。
TURN-8 雨7
I【キングドラ】げきりん
Y【ヌメルゴン】GJ
※私自身もヌメルゴンは育成していて、グドラで突破するため、ピンポで逆鱗を採用。
まさか、記念すべき初戦で活きるとは。
TURN-9 雨8
Y【ガルーラ】ねこだまし
I【キングドラ】ひるむ
※このターンで雨も止み、絶望ムード。
ねこだまや守るを挟まれると本当に短く感じる。
TURN-10
Y【ガルーラ】ふいうち
I【キングドラ】GJ
※身代わりの可能性もあるため、お相手はやや悩まれていました。
Sに十分に降っていれば、雨無きグドラはホイホイ抜かれますがね。
対戦ありがとうございました!
◆後書き
天候弱体化の今こそ天候パのチャンス!
雨、晴、砂、霰。
自分好みのパーティを組んでみては?
永続ではないため、ターン消費には要注意。
8ターンに引き延ばしても、あっという間ですね。
雨パエースの一体、キングドラはハピラキに加え、
今作のヌメルゴンには要注意。
チョッキを召していれば、後出しからでも対処されかねません。
従来のみがしば型等もいいのかも。
クロバットの覚える天候変化は雨乞いと日本晴れ。
挑発で相手の攻撃を強制し、ブレバで自主退場がしやすい点にご注目。
メジャーな型ではないですが、運用してみるとなかなか面白かった。
参考までに、キングドラとヌオーの型を最後に添えておきます。
【キングドラ】
種族値:75-95-95-95-95-85(540)
個体値:31-31-31-31-9-31
努力値:0-86-0-252-0-172
実数値:150-126-115-161-93-127
性格:うっかりや(C↑D↓)
特性:すいすい
耐性:○竜妖△鋼▲炎水
持物:いのちのたま
技構成:りゅうせいぐん/げきりん/ハイドロポンプ/なみのり
備考:S:通常時:最速67族(ブリガロン)と同速
雨天時:最速スカガブ抜き
A:H252B無補正196、H204B無補正204ヌメルゴン確1
※Dの個体値ェ・・・・・・
【ヌオー】
種族値:95-85-85-65-65-35(430)
個体値:31-31-31-*-31-0
努力値:252-6-252-0-0-0
実数値:202-106-150-72-85-36
性格:のんき(B↑S↓)
特性:てんねん
耐性:◎草△炎毒岩鋼×電(水/地)
持物:ゴツゴツメット
技構成:じしん/ストーンエッジ/のろい/じこさいせい
備考:S:トリパ対策最遅
※トリパ対策最遅が役に立ったことはありません(笑)。
積み物理アタッカーには圧倒的強さ(メガギャラはやめて)。
今では、ストーンエッジ→あくびです。オススメ。
画像はポケモン徹底攻略様より。
それでは、また。
【第0回】 クロバット研鑽 【XY】
研鑽:学問などを深く究めること。
見参に音が似ているこの言葉を本記事のタイトルに採用。
要は、クロバットの育成論を只管に投稿予定です。
第0回の今回は、クロバットの基本データや特徴をご紹介。
◆クロバット基本データ
種族値:85-90-80-70-80-130(535)
特性:せいしんりょく/すりぬけ(夢)
耐性:〇電氷超岩△毒妖▲草闘虫×地(毒/飛)
◇クロバットの強み
①合計種族値が535と高く、いわゆる130族の一体という圧倒的速さを誇る。
②耐久値も低いわけではなく、不一致冷ビや10万程度は耐えうる。
※物理耐久(H4振りクロバットに対して)
A252ようきガブリアスのストーンエッジ→85.7%~101.8%(乱数1発:12.5%)
A252いじっぱりガブリアスのげきりん→83.8%~99.3%(確定2発)
A252ようきキノガッサのがんせきふうじ(テクニシャン)→77%~91.9%(確定2発)
※特殊耐久(同上)
C252ひかえめ眼鏡サザンドラのあくのはどう→81.9%~96.8%(確定2発)
C4ずぶといFCロトムの10まんボルト→86.9%~104.3%(乱数1発:25%)
C無振り瞑想1積みスイクンのれいとうビーム→69.5%~83.2%(確定2発)
③毒/飛という唯一の組み合わせにより、3タイプを1/4、1タイプ無効。
④また、被ダメ1/4の草、闘、虫の全てに一致飛行技で抜群をとれる。
⑤追風サポ型、レッカ前歯、積み特殊型、鉢巻型、ヘドロ耐久型、いばみが、天候始動etc...
強ポケ、厨ポケのファクターである型の豊富さは申し分なし。
⑥特性はせいしんりょく/すりぬけ(夢)の二つ。
前者は、まひるみの負担を減らしたり、ねこだまを無視して殴れるなどの利点が、
後者は、壁張りに対して負担をかけられ、どくどくを撒く場合は、しんぴのまもりを貫通するという点も一考である。
⑦更に、XYからはすりぬけの仕様にみがわりの貫通が追加された。
※リフレクター、ひかりのかべ、しんぴのまもり、しろいきり、みがわりを無視して攻撃可
⑧毒タイプの「どくどく」が必中になったことにより、命中90に怯えることなく、ちいさくなる対策を兼ねることもできるようになった。
※あなをほる、シャドーダイブ、ゴーストダイブ、そらをとぶ、ダイビング、とびはねる、フリーフォールで姿を消した相手にも必中
⑨新タイプ「フェアリー」の登場により、フェアリー技を受け、抜群をとるという新たな役割も生まれた。
⑩新アイテムぼうじんゴーグルの登場により、胞子や眠り粉持ちに強く出られるようになり、その多くに一致飛行技で抜群がとれる。
※すりぬけと相まって、身代わりビビヨンやポイヒガッサには特に強い。
⑪そしてなにより、かわいい。
※色違いはピンク色。孵化厳選中に偶然巡り逢えました( ;∀;)
◆クロバットの弱み
①スカーフパルシェンやレアコイル、今作からの強敵メガライボルト等、上から一致抜群を撃たれると、何もできずに出オチとなる。
※メガ進化前のライボルトとの対面であれば、とんぼがえりで逃げたいところ。
②メインウェポンになるであろう飛行技は、電、岩、鋼に半減。
③そして、まともな地面技がクロバットにはなく、悪巧み+めざめるパワー(地)に頼るくらいか。
①ガブリアス等の地面タイプ
弱み②で前述した電、岩、鋼のすべてに地面技は抜群をとることができる。
ガブリアスを例に採ると、クロバットの弱点である電・岩をガブリアスが無効・半減、ガブリアスの弱点である妖をクロバットが半減。どちらかというと、攻撃面での相性補完。
他はかたやぶりドリュウズ、てんねんヌオー等がオススメ。
クロバットの弱点である電・氷・超・岩のすべてをジバコイルが半減、ジバコイルの弱点である闘・地を半減・無効。とんボルチェン(とんぼがえり+ボルトチェンジ)もできる。
クロバットの弱点である超をバンギラスが無効、バンギラスの弱点である草・虫・闘・妖・地を半減・無効。バンギラスはDが厚いため、電・氷も難なく受けられる。また、バンギラスがPTにいると相手の格闘を初手に誘いやすいため、有利対面をつくりやすくなる。
クロバットの弱点である電・超をサザンドラが半減・無効、サザンドラの弱点である虫・闘・妖をクロバットが半減。毒タイプと悪タイプは好相性で有名。眼鏡あくのはどうが強力なため、クロバットのおいかぜやとんぼがえりでのサポートが有効。
次回からは、BV(バトルビデオ)と共に、具体的に型紹介を行います。
画像はポケモン徹底攻略様より。